手作り紅茶スコーンの作り方!アールグレイ香る本格レシピとおすすめアレンジ5選

手作り紅茶スコーンの作り方!アールグレイ香る本格レシピとおすすめアレンジ5選

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紅茶の香りがふわっと広がるスコーンは、おうちのティータイムを特別なひとときに変えてくれます。なかでもアールグレイの茶葉を使った紅茶スコーンは、ベルガモットの柑橘系の香りが生地に溶け込み、焼き上がりの風味が格別です。

「紅茶スコーンを作ってみたいけれど、どの茶葉を選べばいいかわからない」「レシピ通りに作っても膨らまない」という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、アールグレイで作る紅茶スコーンの基本レシピから、ホットケーキミックスを使った簡単レシピ、チョコやりんごを加えたアレンジレシピまで厳選して紹介します。茶葉の選び方や失敗しないコツもあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

紅茶スコーンに使う茶葉の選び方|アールグレイとアッサムの違い

紅茶スコーンに合う茶葉の選び方

紅茶スコーンに使う茶葉は、仕上がりのイメージに合わせて選ぶのがポイントです。結論から言うと、華やかな香りを楽しみたいならアールグレイ、紅茶のコクや風味を重視したいならアッサムがおすすめです。

アールグレイ:香りを活かしたスコーンに最適

アールグレイは、茶葉にベルガモットという柑橘の精油で香りをつけたフレーバーティーです。産地の名前ではなく香りづけの名称なので、ベースの茶葉はメーカーによって異なります。

焼き上がった紅茶スコーンからベルガモットの爽やかな香りが広がるため、「紅茶感」を強く出したい方にはアールグレイが一番の選択肢です。バター系の焼き菓子との相性もよく、スコーン作りでは定番の茶葉として多くのレシピで採用されています。

茶葉の量に注意
アールグレイはメーカーによって香りの強さに差があります。紅茶ブランドが独自にブレンドしたフレーバーティーのなかには香りが強すぎるものもあるため、初めて使う茶葉は少量から試すのがおすすめです。目安はティーバッグ2個分(約4〜5g)で、生地の香りを確認しながら調整しましょう。

アッサム:コクと風味を重視したいときに

アッサムはインド北東部のアッサム地方で採れる茶葉で、濃厚な甘みと深いコクが特徴です。ミルクティー向きの茶葉として知られていますが、スコーンに使うと紅茶の風味がしっかりと感じられる仕上がりになります。

アールグレイのような華やかな香りは控えめですが、バターや小麦粉の風味となじみやすく、素朴で落ち着いた味わいの紅茶スコーンを作りたいときに向いています。

茶葉選びの比較表

茶葉 特徴 向いている仕上がり 注意点
アールグレイ ベルガモットの柑橘系の香り 香り豊かで華やかなスコーン 香りが強すぎるブランドは量を控える
アッサム 濃厚なコクと甘み 紅茶の風味がしっかりしたスコーン 香りは控えめになる
ダージリン マスカットのような上品な香り あっさり軽やかなスコーン 香りが飛びやすいので焼き時間に注意

お好みの茶葉で作るのがいちばんですが、初めて紅茶スコーンに挑戦するなら、まずはアールグレイから試してみるとよいでしょう。

なお、紅茶の茶葉をそのまま食べることに不安がある方は、以下の記事で詳しく解説しています。

紅茶の茶葉をそのまま食べる際の注意点

また、お菓子作りに使う茶葉の選び方については、こちらの記事も参考にしてみてください。

お菓子作りに使う紅茶の茶葉について

基本のアールグレイスコーンのレシピ(本格派)

アールグレイスコーンの基本レシピ

外はサクサク、中はふんわりとした食感のアールグレイスコーンの基本レシピです。バターを使うことで香り高く、きれいに腹割れしやすい仕上がりになります。

材料(約6〜8個分)
  • 薄力粉……200g
  • ベーキングパウダー……8g
  • 砂糖……30g
  • 塩……ひとつまみ
  • 無塩バター……50g
  • 牛乳……80〜90ml
  • アールグレイの茶葉……ティーバッグ2個分(約4〜5g)
  • 牛乳(つやだし用)……少々

下準備をする
バターを1cm角にカットして冷凍庫でよく冷やしておきます。牛乳も使う直前まで冷蔵庫に入れておきましょう。オーブンは190〜200℃に予熱しておきます。ティーバッグの茶葉が粗い場合は、包丁で細かく刻んでおくと生地になじみやすくなります。
粉類と茶葉を混ぜる
ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩、アールグレイの茶葉を入れて、泡立て器でぐるぐると混ぜ合わせます。ふるい代わりになり、ダマも消えるので丁寧に混ぜましょう。
バターを切り混ぜる
冷やしておいたバターをボウルに加え、スケッパー(カード)やフォークでバターを細かく切るようにして粉と合わせます。さらに指先ですり合わせ、全体がサラサラのそぼろ状になるまで手早く作業します。バターの小さな粒が残る程度でとめるのがサクサク食感のコツです。
牛乳を加えてまとめる
冷たい牛乳を2〜3回に分けて加え、フォークやゴムベラでざっくり切るように混ぜます。粉っぽさが少し残る程度で手に移し、押すようにしてひとまとめにします。こねすぎないことがポイントです。
折りたたんで成形する
打ち粉をした台に生地をのせ、めん棒で厚さ2cm程度にのばします。三つ折りにして再び2cmにのばす作業を2〜3回くり返すと、焼いたときにきれいな層と腹割れが出やすくなります。最終的に2〜2.5cmの厚さにのばし、丸型で抜くか包丁で切り分けます。
焼き上げる
天板にクッキングシートを敷いて生地を並べ、表面に牛乳を薄く塗ります。190〜200℃のオーブンで18〜20分焼き、表面にこんがりと焼き色がついたら完成です。焼き時間はオーブンの機種により異なるので、様子を見ながら調整してください。
焼き温度について
オーブンの設定温度と庫内の実際の温度は異なることがあります。温度が低いと膨らみが弱くなるため、心配な場合はオーブン用温度計で確認すると安心です。

ホットケーキミックスで作る簡単アールグレイスコーン

ホットケーキミックス(HM)を使えば、計量の手間が減り、初心者でも手軽に紅茶スコーンが作れます。ベーキングパウダーや砂糖があらかじめ配合されているため、材料はたった4つで済みます。

材料(約8個分)
  • ホットケーキミックス……200g
  • バター……50g
  • 牛乳……40ml
  • アールグレイの茶葉……ティーバッグ2〜3個分(約5〜8g)

作り方

1. ボウルにホットケーキミックスとアールグレイの茶葉を入れて混ぜ合わせます。

2. 電子レンジまたは常温でやわらかくしたバターを加えて、スケッパーで切るように混ぜます。

3. 牛乳を加えてさらに混ぜ、最後は手でひとまとめにします。

4. オーブンシートを敷いた天板に、2〜3cmの厚みでのばして包丁で8等分に切ります。

5. 170℃に予熱したオーブンで約25分焼いたら完成です。

HMで作るときのポイント
ホットケーキミックスで作る場合は甘さがすでにあるため、砂糖の追加は不要です。逆に甘さ控えめにしたい場合は牛乳を豆乳に替えるとあっさりした仕上がりになります。また、本格レシピよりも紅茶の香りが控えめになりやすいので、茶葉はやや多め(ティーバッグ3個分程度)にするとアールグレイの風味がしっかり楽しめます。

紅茶スコーンのおすすめアレンジレシピ3選

基本の紅茶スコーンをマスターしたら、具材を加えたアレンジにも挑戦してみましょう。ここでは、アールグレイの茶葉と相性のよい3つの組み合わせを紹介します。

アールグレイ×チョコのザクザクスコーン

紅茶とチョコレートの組み合わせは、カフェでも人気の定番です。板チョコを粗めに刻んで加えることで、ザクザクとした食感のアクセントが生まれます。

材料(2〜3人分)
  • ホットケーキミックス……200g
  • 有塩バター……50g
  • 牛乳……40ml
  • 板チョコ……1枚(約50g)
  • アールグレイの茶葉……ティーバッグ2個分

作り方

1. 板チョコをザクザクと粗めにカットしておきます。

2. ボウルにホットケーキミックスとアールグレイの茶葉を合わせて混ぜます。

3. やわらかくしたバターと牛乳を加えて混ぜ、刻んだチョコも加えてひとまとめにします。

4. 170℃に予熱したオーブンで約25分焼いたら完成です。

ホワイトチョコに替えると、アールグレイの華やかな香りとミルキーな甘さが調和して上品な味わいになります。お好みで使い分けてみてください。

りんごとアールグレイのスコーン

りんごのやさしい甘さとアールグレイの柑橘香が合わさった、秋冬にぴったりのレシピです。

材料
  • ホットケーキミックス……200g
  • 無塩バター……40g
  • 牛乳……大さじ1
  • りんご……3/4個
  • 砂糖(りんご用)……大さじ2
  • アールグレイの茶葉……ティーバッグ2個分

作り方

1. りんごはさいの目に切り、砂糖を加えて電子レンジ(500W)で5分加熱し、キッチンペーパーで水気を切っておきます。

2. バターを電子レンジで溶かしておきます。

3. ホットケーキミックスに牛乳、アールグレイの茶葉、溶かしバターを加えて混ぜます。

4. 水気をよく切ったりんごを加えて生地をひとまとめにします。

5. 生地を厚さ2cm程度の円形にのばし、8等分に切ります。

6. 170℃に予熱したオーブンで約12分焼いたら完成です。

りんごの水切りがコツ
りんごの水分が残っていると生地がベタつき、スコーンが膨らみにくくなります。加熱後はしっかりと水気を切ってから生地に加えましょう。

生クリームで作るリッチなアールグレイスコーン

バターの代わりに生クリームを使うことで、しっとりリッチな食感に仕上がります。材料も少なく、混ぜてまとめるだけの簡単レシピです。

材料(小さめ約15個分)
  • 薄力粉……200g
  • ベーキングパウダー……5g
  • 砂糖……30g
  • 生クリーム……140〜170ml
  • アールグレイの茶葉……ティーバッグ2個分(大さじ1程度)

作り方

1. ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖を入れ、空気を含ませるように混ぜ合わせます。

2. アールグレイの茶葉を加えてさらに混ぜます。

3. 生クリームを加えてひとまとめにします。少しパラパラしていても大丈夫です。

4. 台に出してめん棒でのばし、三つ折りにする作業を3回くり返します。

5. 厚さ2cm程度にのばしたら、お好みの形にカットします。

6. 180℃に予熱したオーブンで約20分焼いたら完成です。

生クリームで作るスコーンはバター版に比べてやわらかくしっとりした食感になるのが特徴です。端を切り落としてから成形すると、断面がきれいに腹割れしやすくなります。

紅茶スコーンで失敗しないための5つのコツ

紅茶スコーンの作り方自体はシンプルですが、ちょっとしたポイントを押さえるかどうかで仕上がりに大きな差が出ます。初心者がつまずきやすい5つのコツをまとめました。

紅茶スコーン 失敗しない5つのコツ
  1. バター・牛乳・粉類をしっかり冷やす:材料が冷たいほど、焼成時に温度差で一気に膨らみ、サクサク食感と腹割れが生まれやすくなります。
  2. 生地をこねすぎない:こねすぎるとグルテンが出て、かたく重たい仕上がりになります。粉っぽさが少し残る程度で切り上げましょう。
  3. 茶葉は細かく刻む:ティーバッグの茶葉はそのまま使えますが、リーフティーを使う場合は包丁やフードプロセッサーで細かく刻みましょう。粗いままだと口あたりが悪くなります。
  4. オーブンの予熱をしっかり行う:予熱が不十分だと膨らみが弱くなります。設定温度に達してから生地を入れましょう。
  5. 折りたたみの工程を省かない:生地を2〜3回折りたたむことで層ができ、腹割れしやすくなります。この工程はスコーンらしい食感のカギです。

よくある失敗
生地を長時間手でさわり続けると、手の温度でバターが溶けてしまいます。作業はなるべく手早く行い、生地が温まってきたと感じたら一度冷蔵庫で休ませるようにしましょう。スケッパー(カード)を活用すると、バターの溶け防止にも効果的です。

市販の紅茶スコーンで味のイメージをつかもう

市販の紅茶スコーン

どんな紅茶スコーンを作るか迷っている方は、まず市販のスコーンを食べてみるのもひとつの方法です。味や食感の好みがはっきりすると、レシピ選びやアレンジの方向性が定まりやすくなります。

プレーンスコーン、チョコとカシューナッツのスコーン 米粉の紅茶スコーンの3種、10個セット

市販品を食べ比べてみて「もっと紅茶の香りがほしい」と感じたらアールグレイの茶葉を増やし、「甘さ控えめがいい」と思ったら砂糖を減らすなど、自分好みに調整する際の目安にしてみてください。

アールグレイで作る紅茶スコーンのポイントまとめ

アールグレイで作る紅茶スコーンのレシピと作り方

紅茶スコーンは材料がシンプルで、コツさえ押さえれば初心者でも十分おいしく作れるお菓子です。最後に、本記事の要点を整理しておきます。

この記事のまとめ
  • 香り重視ならアールグレイ、コク重視ならアッサムの茶葉を選ぶ
  • 基本の紅茶スコーンはバター・薄力粉・茶葉のシンプルな材料で作れる
  • ホットケーキミックスを使えばさらに手軽に紅茶スコーンが完成する
  • チョコ・りんご・生クリームなどのアレンジで味のバリエーションが広がる
  • 材料を冷やす・こねすぎない・折りたたむの3点が失敗しないコツ
  • 市販品を味の基準にすると、自分好みの紅茶スコーンに近づきやすい

焼きたてのアールグレイスコーンに、クロテッドクリームやお好みのジャムを添えれば、おうちでも本格的なアフタヌーンティー気分が楽しめます。ぜひお好きな茶葉で、自分だけの紅茶スコーンを作ってみてください。

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