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インドネシアの紅茶についてどんなイメージを持っているでしょうか?
紅茶の産地としてインドやスリランカは有名ですが、インドネシアの紅茶について話を聞いたことがない人が多いかもしれません。
実際に紅茶の産地であることすら知らない人もいるかもしれません。
インドネシアは紅茶の産地としてそこまで目立っていませんが、茶葉の生産量は多く、インドやスリランカの次に多いとされています。
そんなインドネシアの紅茶についてご紹介していきます。
インドネシア紅茶の歴史
インドネシアにおける紅茶の歴史は古くから存在しています。
1690年にオランダのカンフィス総督が、インドネシアを構成する島の1つ「ジャワ島」に茶を植えたのが始まりとされています。
そのため、紅茶の産地として有名なインドよりも紅茶が作られた歴史は古いです。
古くから紅茶を栽培していたのにも関わらず、他の国に紅茶の生産量などが負けてしまったのは、戦争の影響があります。
戦争によって紅茶農園が焼き払われてしまい紅茶の産地として大打撃を受けた過去があります。
今では、問題なく紅茶の栽培が行われています。
インドネシアで飲まれている紅茶
インドネシアの代表的な紅茶はジャワです。
インドネシアの紅茶は水色が明るく、透明感があります。
インドネシアの人たちは紅茶に砂糖をたくさん入れて飲むことが多いです。
インドネシアで生産されている紅茶
インドネシアで生産されている紅茶①ジャワティー
ジャワティーはクセの少ないアッサム系の香りを持ち、渋みの少ない紅茶のため、口当たりもマイルドなのが特徴です。
大半はブレンドされ、パッケージ詰めされて販売されるか、マイルドで飲みやすいため、ティーバッグ用とされています。
インドネシアで生産されている紅茶②スマトラティー
スマトラ島で栽培されている紅茶は「スマトラティー」と呼ばれ、ジャワティーに比べると、生産量があまり多くはありません。
スマトラティーはジャワティーと比べると、水色が赤黒く、香味は若干アクがあるのが特徴です。
セイロン系を低地で栽培した茶葉に似ています。